
1973年頃、コーヒー製造元卸売り会社で営業職に就き、コーヒー豆の卸販売とエスプレッソマシン販売を担当。
その当時、日本では馴染みのないエスプレッソだったが、この先大流行するに違いないと感じていた。
ヨーロッパでは主流のエスプレッソを日本でも流行らせたいという気持ちがどんどん膨らみ、自身でもエスプレッソのような味の濃い深みあるコーヒーを造ろうと志していた。
そして長年勤めた会社を退職し、念願の独立至った。
1988年、コーヒー製造卸売会社を設立。
そこでこだわったのがコーヒー豆の焙煎方法。その焙煎方法は直火式焙煎だった。
直火式焙煎はコーヒーの焼き色を統一にするのが難しいと言われているが、コーヒー豆それぞれの味を最大限に引き出せる。
そして、手先の器用さで持ち前の職人の素質を生かし、独学で焙煎方法を研究し、コーヒー通をも黙らせる現在の味に至った。
そのクオリティは「飲んだ人をコーヒー中毒にさせる!」が職人の口癖のように、一度飲んだら止められないこだわりの味に仕上っている。
深煎り特有の味の深みと豊かな香り。酸味を控え、程よい苦味とコクの広がり、後口のキレ味の良さが特徴的。
誰がなんと言おうと自身が信じたことは一切曲げない頑固な職人がこれまで何十年とやってこれたのは、いつか多くの人に自分が焙煎するコーヒーを飲んでもらいたいという希望を捨てないことと、何よりコーヒーを愛し焙煎することへのこだわり。それはコーヒーに"深入り"した職人魂だろう。
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